GUIDE
車椅子で賃貸の部屋を探すときに内見の前に確かめる寸法
ご自身の車椅子の寸法と、物件の幅や段差を比べると、内見に行く部屋を絞り込めます。 家賃や間取りだけでは、玄関を通れるか、トイレや浴室を使えるかは分かりません。 向きを変える、便座に乗り移るといった動作のしやすさは、広さの数字だけでは決めきれません。内見で実際に動いて確かめてください。
KURUMAISU(くるまいす)は、物件ごとに玄関、廊下、トイレ、浴室などの幅や段差を測り、その値を載せている賃貸物件のサイトです。
ご自身の車椅子で4か所を測る
物件の寸法と比べるのは、全幅、前後の長さ、向きを変えるのに要る広さ、越えられる段差の4つです。必要な寸法は、車椅子と介助の方法によって違います。測った数字を手元に控えてください。
全幅
いちばん幅の広いところ。ハンドリムや肘掛けを含めて測ります。
前後の長さ
足を乗せる台の先から、後ろの端まで測ります。
向きを変えるのに要る広さ
広い場所で、その場で一回転します。回っている間に車椅子がいちばん外まで出た位置の、前・後ろ・左・右の4か所の床に印を付け、前後の印のあいだと、左右の印のあいだを測ります。
越えられる段差
安全に上り下りできる段差の高さを控えます。介助があれば越えられる高さは、介助する人と方法も一緒に控えてください。
物件で5か所を確かめる
建物の入口から、毎日使う場所まで、順に確かめます。
- 建物の入口から部屋の前まで
- 段差、スロープ、エレベーターの有無。
- 玄関
- 扉の幅と、玄関の段差(上がり框)の高さ。
- 廊下と室内の扉
- 通る幅と、途中の曲がり角。
- トイレ
- 入口の幅と、中で車椅子から乗り移れる広さ。
- 浴室
- 入口の幅と、入口の段差の高さ。

幅が足りていても、段差で入れないことがあります
選んだのはワンルーム。でも、玄関から生活フロアまで、およそ20センチの段差がありました。車いすでは降りられない。
KURUMAISU代表の近藤が聞いた、ある方の体験です(運営について)。幅と段差は、両方を見てください。
実測データを読むときの注意
物件ページの「実測データ」の表に、場所ごとの幅と段差をcmで載せています。写真がある行を押すと、測ったときの写真が開きます。
幅は、扉を開けたときに実際に通れる幅です
扉の枠の内側の寸法ではありません。ご自身の車椅子の全幅と比べてください。差が小さいときは、内見で実際に通って確かめてください。
幅は1cm未満を切り捨て、段差は切り上げています
表の幅が実際より広く出ることや、段差が実際より低く出ることはありません。
段差の行が無い物件は、まだ測っていません
「段差が無い」という意味ではありません。問い合わせで確かめてください。

表に無い寸法を問い合わせる
物件ページの下の方にある問い合わせ欄に、知りたい場所と寸法、ご自身の車椅子の全幅を書いて送ってください。
書き方の例
トイレの入口の幅と、浴室の入口の段差の高さを知りたいです。車椅子の全幅は〇〇cmです。
物件を決める前の相談は、お問い合わせのページからも送れます。
